2010年12月22日水曜日

エスプレッソな本だと?

三省堂やるねぇ。
ちょっと見直した。
意外に出来が良くて参ってしまったEBMだが、今後の展開はどうなるだろう。とりあえず動き出したところだが、講談社が本の提供をはじめたことで、おそらく、他社も様子を見つつ参入してくるに違いない。
EBMはネットワークで稼働するサービスだ。三省堂書店は導入の説明会でもアナウンスしていたが、いずれは国内の各店舗に設置をしたいという。となれば、日本のあちこちの三省堂で同じサービスを受け、東京と同じ本を手に入れられるようになる。
わざわざ東京と同じと書いたのは、本の配本には地方格差があるからだ。国内の書店数はおよそ1万5千軒、現在流通する新刊のほとんどは、初刷印刷部数が数千部。書店に対して本は圧倒的に足りていないのだ。



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